Nonfiction Writerノンフィクション作家 Masaki Hirokawa 廣 川 ま さ き

新刊のご案内

チャイルドヘルプと歩んで

虐待児童を救い続けるアメリカ最大の民間組織に日本が学べること(集英社)
廣川 まさきこれは主に、アメリカ最大かつ最先端をいく、被虐待児童の民間救済組織「チャイルドヘルプ」を取材したものです。そのテーマに自然と導かれて、日本においては、現在の児童福祉の原点である戦災孤児の救済に心血を注ぎ、人生を捧げた3人の女性(堀内キン、澤田美喜、谷口乗麟)の個人史に光を当てる章も入れております。 今日、増加傾向にある児童虐待、心や身体に傷を残す子供たち、国際的に深刻化している児童誘拐、人身売買、児童の性搾取などの脅威を、私たちの社会全体で考え、子供たちのより良い未来を守っていくことができるよう、願いを込めて執筆いたしました。
少しでも児童虐待のない社会に近づけられるよう、多くの方々に読んで頂きたいと思います。

『チャイルドヘルプと歩んで』の出版を機に、『児童虐待防止活動』に取り組んでおります。

著書でも紹介したアメリカの児童虐待予防教育カリキュラムスピーク・ アップ・ ビー・ セーフ
言語未発達の三歳から、多感な高校生まで、階段を昇るように成長に合わせて理解していくことができます。
『児童虐待予防教育』を、全国に!

今の日本の取り組み『幼児にも性教育を』は、オカシイでしょ?


今日本は、幼児を性暴力から守るために『幼児にも性教育を』という動きで進んでいます。ですが『性教育』は、そもそも未成年の妊娠、性病予防のためのものです。
なぜ日本は、幼児におこなう『性暴力から身を守る教育』を『性教育』と呼ぶのか?それは、そもそも日本に『児童虐待予防教育』がないためです。
アメリカにはあります。私はその講師(ファシリテーター)の資格を取得しました。
今後、この児童虐待予防教育の普及に努めてまいります。
アメリカ最大の民間組織『チャイルドヘルプ』が運営するチルドレンズ・アドボカシー・センター(写真は、センター内のプレイルーム。保護直後の精神状態を安定させるための遊び部屋)
『子どもアドボカシーセンター』を、全国に!
児童相談所の「相談」という意識では、子供の命は守れません!
子供の救済に必要なのは、子供を『擁護』するという意識で臨む「本気」の場所です。
アドボカシーセンターは、児童福祉職員、警察、検察、小児科医、心理カウンセラー、被害者擁護職員、そして、フォレンジックインタビュアー(司法面接員)など、子供に関わるすべての機関が一堂に集まった施設です。

子供のために、プロたちが集まる場所。

アメリカでは、保育士、学校教師、児童福祉、医療従事者、警察官など、児童に最初にかかわる可能性がある全ての職員が、フォレンジックインタビューの技術講習を受けています。
『記憶の汚染』という言葉を知っていますか?フォレンジック・インタビューを、全国に!

フォレンジック・インタビュー(司法面接)


これまで、児童への聞き取り方が確立していなかったために、まわりの大人たちは、誘導的、暗示的な言葉使ってしまっていました。その結果、子供の記憶が汚染され、法廷では「子供の証言に信憑性がない」と、不利になっていたのです。
また、各機関の連携がないために、それぞれの立場で何度も同じ質問をして事情を聞くことにより、子供は、さらなる心の傷を負っていました。
フォレンジック・インタビューは、そのような反省をもとに、英米で研究された『特殊面接法』です。

日本は、まだまだこの分野が整っていません。

児童虐待への、意識を変えよう!
児童虐待はもはや、親子間、家庭の域を超えています!
児童虐待と言うと『親子の問題』、『家庭の問題』と思っていませんか?
しかし、世界では「児童誘拐」、「人身売買」、「子供の性搾取」など、国際犯罪が深刻になっています。
日本もまた、その脅威のなかにいます。私たちの意識を変え、新しい時代の脅威に備えなければなりません。


書き手としての私

これまで、冒険や旅を中心に書いてきました。今後は、社会問題に迫っていきます。