ノンフィクション作家
廣 川 ま さ き
Nonfiction Writer Masaki Hirokawa
約100年前、疫病と食糧難に苦しんでいた北極海沿岸エスキモーの人々を、新たな地へと導き「ジャパニーズモーゼ」と呼ばれた日本人、安田恭輔の歴史を辿るため、アラスカの大河ユーコン川を、一人、約1500km、44日間をかけてカヌーで下り、その記『ウーマンアローン』(集英社刊)にて、第二回開高健ノンフィクション賞を受賞。以降、世界各地を旅することをライフワークに、執筆をつづける。
近著『チャイルドヘルプと歩んで』は、ノーベル平和賞にノミネートされつづけているアメリカ最大の児童虐待予防団体『チャイルドヘルプ』の創始者との出会いを切っ掛けに、5年間に渡ってアメリカの児童救済現場を取材。
その出版を機に、子ども自身で虐待を予防する力を身につける教育『児童虐待予防教育』の普及を目指すため、NPO チア・ザ・チルドレン 子どもの命と未来を守る児童虐待予防教育機構を設立。代表を務める。
アメリカの児童虐待予防教育『スピーク・アップ・ビー・セーフ』の翻訳契約を結び、日本初のファシリテーター活動をおこなう。
コロナ禍による渡航自粛を機に、中山間地の耕作放棄地を復元し、大地の力だけ栽培(無農薬・無化学肥料)をはじめ、子どもの健全な育成に必要な4つの育「知・体・徳・食」の「食育」を子どもたちに届けられるよう、企画運営をおこなう。
現在は、ノンフィクション作家、NPO代表、児童虐待予防教育ファシリテーター・自然栽培家、講演活動家。